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例会 2月27日

どんよりした曇り空→ドシャ降りの雨→夕焼けと、目まぐるしく変化した空模様の下、そんなこと関係ないとこの日もアマ棋士たちが集まりました




 


こども教室が終わって昼食休憩。“1日戦”が始まるまでのひと時。坂本が拾ってきた詰将棋を盤面に並べると、蟻の群れの中に角砂糖を置いたかのように群がって考え始めた。住田は盤面をちょっと見た後「これは将棋雑誌に載っていた問題ですね」といい、「5手詰めですか」と確認し、考えている者たちの邪魔にならぬよう黙って隣の盤で別の問題を考え始めた。彼の研究熱心な態度と、それが確実に頭に蓄積していることが認識できた。
正面に座った鷹取、5分ほど考えていたが、やがて手を伸ばして盤上の駒を動かし始めた。「あ~、そうするんか!なるほど!」感嘆の声が上がった。


その問題がこの図。「初手角成の筋はあまり考えたくないね」と藤里。「そうだね」と同調する声あり。しかし、鷹取は初手、角を成返して空き王手をかけた・・・。正解手順は最後尾に記す。
  

貫島が登場すると、早速対局希望者が殺到した。一番手は宮瀬。かなり気合が入っていることが伝わってくる。
奥の方では未来の女流棋界の担い手たちが熱心に対局している。


雨に降られる中を駆けつけた柿本、かねてからの予定通り、二枚落ちで女子の指導が始まった。篠原初段が見事に上手玉を寄せ切った。


対局は次第に熱を帯びてきた。手前の鷹取三浦戦はこの日の優勝争いのようだ。奥は西1級・藤里二段戦。西は小6、期待の女子だ。
詰将棋:詰め手順 ▲1八角成△9一竜▲2二歩△1二玉▲4五馬まで、5手詰め。
 


貫島の指導を受ける住田二段。奥は井上二段と吉川初段が対局している。吉川は小6、彼女も期待の女子だ。

 


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