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第3回 高須・将棋団体戦
三浦・中野・津賀の「インフィニティ」チーム。1回戦順当に勝って2回戦は柿本・中塩・大島綾の「高須クラブZ」チームと当たった。試合開始前、各チームの顔ぶれを眺め回した後、優勝候補に上がった「インフィニティ」だったが、大将の三浦、副将の中野が敗れて痛い1敗を喫した。たちまち会場に「中塩は結構強いぞ!」の噂が広がった。 |
右に並んだのは、これまた優勝候補の呼び声高かった峯政浩・寺尾・峯政隆の「と金倶楽部」。2回戦は中谷・吉川・大島悠の「勝手にしやがれHeyブラザー」チームと激突した。寺尾・峯政隆が勝ってチームとして2連勝。順調に勝ち進んでいる。 |
本大会は12チームが参加することになっていた。ところが、当日の朝、「広島駅に着きました」と電話で参加申し込みがあり、急きょ13チームになったのが、「広島大学」チームの参入であった。「広島大学」(西村・瀬戸川・大平)も優勝候補と目されたが、もう一つの小学生だけから成る優勝候補「がらくた」チーム(井上・宮瀬・鷹取)と、互いに1回戦を勝って激突した。奥の対局から、井上、宮瀬、大平が勝って「がらくた」2-1「広島大学」。「がらくた」はこれで2連勝。 |
谷野さん苦吟 大会参加者集めに大活躍、過去最大の高須団体戦開催を成功させた谷野さん、「広島損保」チーム(和田・山口・谷野)に加わった。快調な大会準備とは一転、対局の方は「会長快調」とは行かず苦しむ谷野会長。自らの将棋、敗れた後、谷野の将棋を見て「ありゃ~」と気落ちしているようにも見える山口。対するのは石田・西迫・坂本の「中国電力」チーム。緒戦敗れたものの2回戦は勝って、尻上がりに調子を上げた。 |
手前は「インフィニティ」(三浦・中野・津賀)対、「廿日市市役所」(立神・須賀・板垣)の副将(中野-須賀)・三将(津賀-板垣)戦。2回戦思わぬ不覚をとった「インフィニティ」だったが、3-0で降して、再び上位進出の可能性が出てきた。 奥は「がらくた」と執行率いる「子連れ狼」の、副将(宮瀬-曽川)戦。「子連れ狼」(執行唯・曽川・執行健)は、執行健一郎・唯平の親子参加がチーム名の由来となっている。 |
三回戦、これまで2連勝の「と金倶楽部」(峯政浩・寺尾・峯政隆)は、「高須クラブZ」(柿本・中塩・大島綾)と対戦し、副将・三将の勝利でチーム3連勝を果たし、事実上の優勝決定戦となる4回戦に臨む。 写真の手前は、前の写真で写らなかった「インフィニティ」と「廿日市市役所」の大将戦、三浦-立神戦。 |
3回戦、「中国電力」チーム(石田・西迫・坂本)に挑んだのは、「河口カーニバル」チーム(藤里・河口・三歩)。対局開始前、二回戦で「中国電力」に敗れた「広島損保」の山口選手が、「河口カーニバル」の選手に「『中電』さんにあんまり勝つと電気を停められるぞ」と耳打ちするかのように呟いたが、それを真面目に聞いていたかのように全員負けてしまった「河口カーニバル」チームだった。 |
受付付近では、越智さんの作業を子供たちが興味深そうに見守っていた。 |
思わぬ苦戦を強いられ3回戦までに早くも2敗した「廿日市市役所」(立神・須賀・板垣)チーム、最終戦は同じく1勝2敗の「織田」(織田・本田・市川)チームと対戦。ここは3-0で圧勝して“先輩”の意地を見せた。 |
会長、快調! と書きたいところだが、現実は厳しく、会長の苦吟は続いた。「広島損保」(和田・山口・谷野)チームの最終戦は「勝手にしやがれHeyブラザー」(中谷・吉川・大島悠)チーム戦。大将戦は和田負け、副将戦は山口勝ちで、三将戦にチームの勝敗がかかったが敗れた。「勝手にしやがれ・・・」は勝って星を五分に戻した。 |
運命の4回戦。3連勝の2チームが激突した。「がらくた」(井上・宮瀬・鷹取)チームと「と金倶楽部」(峯政浩・寺尾・峯政隆)チーム、勝ったチームが4戦全勝で優勝となる。激戦となったのは言うまでもない。 手前は「侍ジャパン」(貫島・下宮・栗栖)対「高須クラブZ」(柿本・中塩・大島綾)の大将戦。個人としても3勝同士の対戦だったが、貫島勝ってこの日の個人成績は4戦全勝したが、チームとしては「高須クラブZ」が勝って貴重な2勝目を挙げた。 |
手前は前の写真で紹介の「侍ジャパン」対「高須クラブZ」の続き。副将・三将戦である。 その向こうは「インフィニティ」対「中国電力」戦の大将・副将戦。ここで「インフィニティ」が意地を見せて3-0で圧勝した。チームが3勝目を挙げただけではなく、個人の勝数を3つ伸ばしたため順位を一気に2位に上げることになった。 |
「広島大学」チームも最後頑張った。大将西村と三将大平が勝って「子連れ狼」を2-1でやぶり、貴重な3勝目を挙げて、3位に浮上した。 |
「がらくた」が最終戦で「と金倶楽部」を下し、4戦全勝で優勝した。表彰受ける「がらくた」の面々。あれ?浮かぬ表情の選手が・・・? 「と金倶楽部」は副将寺尾が個人成績4勝するなど頑張りがあったが、3勝チーム3つのなかで、個人勝ち星、大将の勝ち星で惜しくも順位が下がり、入賞できなかった。 |
準優勝の「インフィニティ」 |
三位に食い込んだ「広島大学」 |