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8月8日 例会

2015年8月8日

この日の挨拶は「おはようございます」ではなかった。「あっついですの~」から始まった。対局中も、ときどき、エアコンの調子を確認する人影があった。何しに行ったんですか?と尋ねたりはしなかったが、「このエアコン、ちゃんと動いとんのかな?」と疑問に思っての行動とみて間違いないから、誰も尋ねもしなかったのだ。エアコンはしっかり頑張っていた。外気温より室内温度を5度以上下げようと必死で働いていた。暑いのはエアコンのせいではない、本当に気温がめちゃくちゃ高いのだった。
8月8日は、そんな暑さではあったが、そんなの関係ないとばかりに、若い世代、特に子供たちがたくさん高須道場に押し寄せた。この日は特に新顔さんが多かった。クチコミで広がっているようだ。






                 


いつものように浜田伸一さんの指導が行われていたが、その向こうに珍しい顔があった。久川さんである。久しぶりに駆けつけて、子供たちの指導だけでなく、高須クラブの運営にも顧問として積極的に幹事会に参加、午後3時前まで奮闘。


珍しい顔がもう一つ。画面左から二番目は須賀君。熱心に隅原千晶3級を指導。
  

こども教室の対局風景。本当はとても暑いのだが、写真からは暑さなんてまったく感じられない。すごい集中ぶりである。
  

これだけ多いと成績の記録も大変。B4版いっぱいに使った成績表につぎつぎと勝敗が記録されていく。  
  

何か集中力が切れてしまったというような雰囲気。盤面は駒損ながら相手の玉頭に迫れており、局面にはもっと緊迫した表情の方が似合うが・・・さて。   
  

ふすま一枚へだてた隣の部屋では、ひとつのパソコン画面に大勢が群がっている。対局しているらしい。ただし、対局していると思っていたら、いつの間にかゲーム画面になっていることも珍しくなく、それを見つけたら注意しないといけない谷野さんも大変。  
  

川西3級と隅原3級の対局開始。
  

三浦もこの日、精力的に対局した。  
  

新進気鋭同士の対局だ。向こうに久しぶり登場の中野の顔も見える。大学将棋でも頑張っているようだ。
  

盤面に没頭していると、暑いとか寒いとかを感じるような俗世間から完全に離れている心境だ。もちろん年齢なんか関係ない。年齢を思い出すのは子供たちの進歩の速さを感じる時だ。
 
  

若者同士も激突した
  

成績を記録していた谷野さんがボールペンを投げた。何か気に入らないことがあったのか?足元には悲願の「全国タイトル」と書いたファイルが無造作に置かれている。
 


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