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11月2日 呉名人戦
本通り小学校正門 左手の体育館が会場だ。床に座っての対局となるが、決勝トーナメント、ベスト8からは机に向かって椅子席での対局となる。 |
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予選1回戦 谷野・板垣戦 高須クラブ同士の対戦となった。山口が話しかけ、谷野は対局もそこそこに横を向いて応じている。山口、板垣が2勝で予選通過。そして谷野も1敗したものの1勝で予選通過。 |
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賞品の品定め 予選を軽く連勝スタートの山口、賞品を品定めをしている。“取らぬ狸の皮算用”などと失礼なことを言うもんではありませんよ。びっくりの結果が待っていたんですから。 A級は優勝すると高級駒、準優勝が対局時計、3位は将棋盤、4位はマグネットの将棋セットだった。予選敗退者によるB級トーナメントは、優勝が缶ビール、準優勝が焼酎、3位も別の焼酎、4位も酒…だった |
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決勝進出の宮瀬 宮瀬も当然のように予選通過、決勝トーナメントは松田氏と当たったが、これを撃破した。強くなったね! |
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営業活動① 決勝トーナメント1回戦で敗退の谷野だが、転んでもただでは起きない。営業活動に余念がない。 |
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営業活動② 座り込んで営業活動。高須大会参加をグイグイ迫っている。 |
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B級優勝 予選2局とも逆転負けで口数も少なくなった坂本だが、ちゃっかりB級で優勝して350㎖缶ビール1箱(24本)をせしめていた。。 |
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A級ベスト8 ベスト8に残った顔ぶれに、高須クラブから板垣、河口、山口の3人が含まれていた。高須クラブって頑張るね! |
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河口は上岡に挑戦 河口は呉名人だったこともある強豪、上岡氏に挑戦した。四間飛車から軽快なさばきをねらい、かなりな善戦で、一時有利になった局面もあったが、最後は力尽きて敗れた。しかし、それにしても、河口の最近の進境ぶりは著しい。谷野席主は「それほど勉強しているようではないのにどんどん強くなっている、これからが楽しみだ」と眼を細める。 |
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A級準決勝 ベスト4に板垣、山口が残った。その二人が激突して、高須クラブから決勝進出者が出ることが確定した。将棋は板垣の石田流で、桂馬が飛び出す超急戦に山口が応戦。石田流が暴れることができるか、それともそれを鎮め切るかの戦いとなったが、山口が押さえ込みに成功して勝利を手にした。 終盤に入って板垣が持ち時間2~3分となったとき、山口は10分ほど残していたようだったが、板垣の必死の頑張りに小刻みに時間を使って、最後はほとんど残り時間がなくなったが、板垣は相手玉に迫る手がなくなり、自玉が寄せられていくだけと潔く投了した。盤側からは、将棋としては確かに見込み薄だが、終局までにはまだ何手もかかるからまだ投了すべきではなかったのではないかとの声があり、その人は山口の時計を作動させ、7秒で山口のフラグが落ちることを確認した。お~、確かに際どかったのだと、周りの者は感嘆した。 |
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A級決勝で山口、上岡氏に勝って初優勝 決勝は山口・上岡戦となった。先手の山口は雁木に組み上げ、角を2六に、飛は4八に転回して攻撃態勢を整えるや早速、4五歩と開戦した。山口の攻め、上岡の受けという形でねじり合いの激戦が続いたが、山口が次第に上岡玉に迫るようになり、最後は寄せ切った。快挙である。谷野から「冥土のみやげがまた一つ増えたね。冥土に行くのが早まるのではないかしら」と祝いのことばに「冥土の土産は多いほどいい」と山口。11月16日は高須大会の日だが、山口は小笠原呉名人への3番勝負に挑むことになった。 |