大雨の中、24人がかけつけた
7月最初の例会日(7/14)

梅雨明け目前で、名残惜しかったのか、大雨となった14日、谷野道場では庭に降った雨水が溢れて浸水防止におおわらわとなった。これじゃ、誰も来ないのか、今日は中止だな・・・、と気を揉む席主だったが、来るわ来るわ、新入会員4人も含め、続々と24人が馳せ参じ、いつものように熱戦となった。
10時過ぎに集まっているのは、子供教室の面々。みな正座して、なかなかひきしまった良い雰囲気で指している。強くなりそうだ。「子供教室も昇級者が増えてきて対局姿勢も様になってきた様な気もする」と目を細めつつ、「が。まだまだ。」と引き締める谷野席主。
この日、新しく入会の若者たちも子供たちの相手をつとめてくれた。子供たちは、凄い相手と解っているだろうか?
昼食休憩後行われた4〜6月期の表彰式。どんなにささやかなものでもみんなの前で褒めるべきは褒めるというのが、谷野席主を中心とした幹事集団の確固とした方針だ。
写真、前列が左から、初入賞で王将戦3位の藤本、名人戦SA級・王将戦それぞれ優勝の貫島、名人戦SA級・王将戦それぞれ準優勝の石井、名人戦SA級3位の小林。後列左から名人戦B級準優勝の迫田、名人戦B級3位の中野。この日出席の6人の受賞者の内5人が若手、ベテラン様の奮起がのぞまれる。
午後1時半。久方振り参加の峯政兄弟。初田と対局、兄は勝ち、弟は負けの相星となる。
その頃、会場はまだざわざわしていた。結田が走っている。が、ここはグランドではない。足元には定規や駒箱などいろいろなものが雑然と置かれていて、走るのは危ない、怪我のもとになる、気をつけようね。
王将戦3位入賞の証を手許に、金野に挑戦する藤本(成績表に印がないが、名人戦B級ではなかったの?)
午後3時が近くなるころ、四人の新入会員が名人戦B級を戦っている。手前が岡本(左)-宗藤戦(宗藤勝ち)、奥が吉田(左)-小川戦(吉田勝ち)。吉田はこの日3連勝で、幸先よくB級のトップを走り始めた。
同じ頃、目を転ずれば、名人戦SA級の熱戦が展開していた。手前から、小林-峯政浩(峯政勝ち)戦、オープン戦の迫田-石井戦。初田-峯政隆戦(初田勝ち)。三浦-貫島戦(貫島勝ち)。
時計は3時を回った。写真、左は、最近の棋力充実ぶりが顕著な小林が名人戦SA級で柿本に挑戦している。結果は柿本が若手の挑戦を「まだまだ」と退けた。最近の柿本、台頭してくる有力な若手に気安く胸を貸すが、ピシャリ「まだまだ」と叩くケースが目立つ。若手は鍛えられる。
右の方は勝負が終わった直後のようで、何やら慌ただしい雰囲気になっている。手前で光っているのは峯政浩だが、峯政浩は次の写真でも登場するのでそこで述べる。
午後3時半。前の写真のときとは座る位置を変えて、峯政浩が中野の挑戦を受けている(オープン戦? )。将棋は激しい空中戦になっている。若々しい!
午後4時になった。。写真手前は初田が石井に挑戦(名人戦SA級)の対局開始直後である。結果は今期こそ名人位奪還をと意気込む石井が勝った。
奥でいかにも楽しそうに向かい合う二人は小林(左)と住田。オープン戦であった。
もう夕刻の5時直前。奥の対局は峯政隆が貫島に挑戦する名人戦SA級リーグ。床の間を背にした貫島名人の勝ち。
手前は名人戦B級、黒原(左)-宗藤戦。黒原勝ち。今期幸先のいい初勝利を挙げた黒原、優勝候補の一人である。
時計は6時を大きく回ったが、外はまだ明るい。名人戦、貫島-熊谷戦に注目が集まっている。熊谷が貫島に勝った。貫島、今期初黒星。
午後8時ももうすぐの頃、谷野道場の熱戦は終わりを知らず、続けられていた。手前左から石井、熊谷、奥は吉田、初田。
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